高評価だが、ジャック・ニコルソンは本当にそれらしく見えるのか?

アカデミー賞にノミネートされるなど演技的に高い評価を得ても、
個人的に納得のゆかないキャスティングというものがあって、
2002年に作られた「アバウト・シュミット」
という映画のジャック・ニコルソンがそうでした。

ここで彼が演じるのは、
長年保険会社でコツコツと働いた末に定年退職する平凡なサラリーマンの役です。

これだけでもニコルソンが今まで演じてきた役とは大きく異なり、
ミスキャストという印象が強いのですが、
もちろん全くイメージを変えた演技を見せ、
勤め人にしか見えないような雰囲気ならば何も文句はありません。

しかし、前半の会社の場面、
そして後半のキャンピングカーで旅をするようになる場面でも、
画面にいるのはいつも通りのジャック・ニコルソンで、
とても定年退職を迎えたサラリーマンには見えないのです。

彼はこの映画で、ゴールデングローブ賞を獲り、
アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされました。

演技を高く評価されているわけですが、
だからと言って役柄にハマっているとは思えないのですが。